奈良国立博物館

皆さん、ご存知ですか。
奈良国立博物館では撮影希望を申し出れば、常設展示場の同館所蔵品に限り、三脚とフラッシュを使わないという条件で撮影許可がもらえます。
入場料さえ払えば追加費用はなく、渡された緑の腕章で正々堂々と写真撮影ができます。
もちろん、見学されている方の邪魔にならないというマナーは当然ですが。
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奈良国立博物館は全国に4つある国立博物館(東京、京都、奈良、九州)の一つで、明治期の洋風建築の代表例として国の重要文化財にも指定されています。
主に仏教美術を中心とした文化財の保護・展示を行っていますが、全国的には毎年開催される「正倉院展」で知られていると思います。

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旧帝国奈良国立博物館の正面玄関を見上げてみれば、見事な漆喰レリーフを目にすることができます。

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同館所蔵品の中でも、この菩薩立像が私の一番のお気に入りです。
解説によりますとパキスタン・ガンダーラ地方で出土され、弥勒菩薩とみられる像で、両肩に髪を垂らして髭をたくわえ、有翼の獅子を表す耳飾を付け、豪華な装身具や深い襞を刻みつけた着衣の表現には熟達した彫技がうかがえ、その姿は気品に満ちた貴公子を思わせます。

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国立博物館からの帰り道で、見かけたハーレーダビッドソン (Harley-Davidson)社製オートバイです。
思わずその美しさに惹かれ、いつの間にかカメラを構え、撮影していました。
このオートバイ最大の特徴は、大排気量空冷OHV、V型ツインエンジンがもたらす独特の鼓動感と外観であり、これに魅せられた多くのファンがいますよね。わかるような気がします。

人々を魅了する卓越した技は、今も昔も変わりません。

ぜんぜん話が変わりますが、我が家に「Wii」がやってきました。
妻の要望で「Wii Fit」なる健康器具?も購入し早速、メタボ予備軍の私もBMI、バランス年齢を測定することになり、半年で3kg減量という目標設定をするはめになってしまいました。
ちなみに妻の目標設定は当然、内緒です。

# by kimama-time | 2008-04-27 18:21 | Trackback | Comments(0)

日曜日の朝食

平日の起床時間が早いので、日曜日の朝ぐらいは自然に目が覚めるまで、ゆっくりとするように心がけています。
そしてキッチンに、やわらかな朝陽があたるころ、妻が朝食の準備に取り掛かります。
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ソフトフィルターをかけて、朝のやわらかな陽射しを表現してみました。

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最近、我が家では日曜日の朝食はホットサンドと決まっています。
ホットサンドとは食パン2枚の間に好みの材料を入れプレスしながら、こんがり焼いたサンドイッチのことです。
今日の具材は見てのとおりで、ちなみに左側はハムと蕩けるチーズが入っています。

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ホットサンドを作るための器具は、コンロにのせて焼くタイプと電気で焼くタイプの2種類の器具があるそうですが、コンロタイプは慣れるまで火加減が難しそうです。
我が家は妻がカタログギフトでゲットした、手軽で便利な電気式のホットサンドメーカーです。
なかなかのスグレモノです。

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ご覧のとおり、パンの淵を焼き固めるので、普通のサンドイッチよりも中身をたっぷりと入れて楽しむことができます。
はみ出たチーズもカリカリと、それもまた美味です。

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外側がカリッとして中はしっとり、中身しだいで、いろいろな味が楽しめます。
できたての熱々のホットサンドは本当に美味しく、しばらくは休日の朝食の定番になるでしょう。

このブログを妻に見てもらったところ 「まるで、ホットサンドメーカーのCMみたい」 と言われてしまいました。
なるほど、そうかもしれません。

# by kimama-time | 2008-04-19 06:39 | Trackback | Comments(0)

雨雫

雨が上がったばかりの朝、外に出てみるとキラキラと輝く雨雫が目に入ってきました。
そこで、いつもと違う視点でマクロレンズを使い、裸眼では気がつきにくい世界を、感じるままにクローズアップしてみました。
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水滴を弾こうとする花びらの上で、今にも転がり出しそうな真球の雫は、自然の摂理に則った造形美です。

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黒と緑を背景に映り出される雨の雫をじっと見ていると、違う世界に引き込まれるような感覚になりませんか。

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透明な雨粒がレンズの役目をして、すぐ近くの花びらを映し出しています。

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太陽の光を浴びて輝く雨雫は、まるでクリスタルガラスで創られた美術造形品を見ているようです。
さあ、雨も上がった。 今日は、どこに出かけようか。

# by kimama-time | 2008-04-13 07:50 | Trackback | Comments(0)

春爛漫

この日曜日、近畿地区は桜満開と晴天で桜の名所各地はどこも、行楽客で賑わっていたと思います。
これほど、天候と開花に恵まれた休日は数年振りではないでしょうか。
そういう私もご多分に漏れず、朝から晩までカメラを担いで動きまくっていた為、ブログ更新の時間が取れず今日になってしまいました。
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一枚目の写真は先週と同じく、自宅近くの川沿いにある桜並木ですが、予想通り先週の「咲き始め」から比べ、この一週間で、ものの見事に満開になっていました。
桜の下では地元の方が、朝早くから集まってワイワイガヤガヤと、お花見の準備をされていました。
この見事な桜の下での宴会は、楽しいこと間違いありません。こればかりは地元の方の特権ですね。

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桜下の川面ではコガモのつがいが、春の日差しを浴びて気持ちよさそうに泳いでいます。

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JR奈良駅から奈良公園に向かう途中の九條山淨教寺で見つけた、見事な紅八重しだれ櫻です。
淨教寺は徳川家康から南都上三條で御赦免の寺地を頂戴して現在地に移り、本尊は運慶作といわれる阿弥陀如来立像と樹齢約300年といわれるソテツの巨樹で知られています。

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奈良公園もご覧の通り、満開で芝生の上では楽しそうな家族の声が聞こえてきます。
奥に見える建造物は大仏殿です。

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奈良公園周辺を散策していると妻が、可愛いカタクリの花を見つけてくれました。
昔は落葉広葉樹林のある各地で広く見られましたが、近年では乱獲や盗掘、土地開発などによる生育地の減少によって、最近では滅多に見る機会がありません。
まさか観光客で賑わっている奈良公園で見ることができるとは思ってもいませんでした。

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自宅前の小さな池地には、この時期に毎年訪れるアオサギ(このブログ訪問のnoplanforeverさんから教えていただきました)を見ることができました。

# by kimama-time | 2008-04-07 23:03 | Trackback | Comments(2)

桜ちらほら

私の住む奈良県では、桜の「開花宣言」が3月26日に気象庁から出されました。
例年と比べてみると平年日は4月1日ですが、開花の早かった昨年の3月27日より更に1日早くなっています。
このように毎年、開花日が早くなるのは地球温暖化の影響でしょうか、少し気になります。
そもそも「開花宣言」とは気象庁の観測員が全国各地にある「標本木」を実際に見て、花数が5~6輪咲いていることを確認した日であり、開花日「開花宣言」として新聞やTV等で報道されます。
ちなみに標本木は基本的にはソメイヨシノ ですが、ソメイヨシノが咲かない沖縄・奄美地方ではヒカンザクラ、北海道の北東部ではエゾヤマザクラやチシマザクラが観測されているそうです。
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早速、奈良公園辺りの開花状況を見に行くつもりでしたが、あいにく空模様がイマイチだったので、今回は遠出をせずに自宅近くの川沿いにある桜並木の様子を見てきました。
ご覧のように「五分咲き」というには少し早く、まだ「咲き始め」といったところでしょうか。

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開花したばかりの桜の花びらからは優しさと初々しさが漂い、こちらの気持ちまで和やかにしてくれます。
満開の桜は遠くから眺めるのが一番美しく、近くから見て一番美しく感じる見頃は、もしかすると今かもしれませんね。

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蕾の濃いピンク色に比べ、開花した花びらはかなり白く見えますが、満開になる来週あたりは花びらが寄せ集まることで、辺り一面が見事な桜色に染まります。
その頃になると桜並木の下では例年通り、ゴザを持ち寄った近所の人達で花見会が開かれていることでしょう。
意外と知られていない、桜の名所なのかもしれません。

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この辺りは旧家も多いのか例年、桜満開の4月中旬頃になると大きく立派な鯉のぼりが揚げられ、青空にたなびく情景は、私にとって恰好の被写体となっております。
今年も、その季節が近づいてきましたので、今から楽しみにしています。

# by kimama-time | 2008-03-30 12:51 | Trackback | Comments(0)

平等院と春の草花

今日は天気がよいので、京都府宇治市にあります平等院まで足を運びました。
場所的には京都市内からも奈良からも少し遠い為、空いていると思い朝10時前には着きましたが、既にかなりの観光客、そして修学旅行らしき団体などが訪れていました。
日ごろ奈良の大仏殿を見慣れているせいか、私には思った以上に、こじんまりした建造物に映ります。
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平等院は平安時代の後期、11世紀の創建で10円硬貨に鳳凰堂が、10000円紙幣には鳳凰がデザインされていることで知られ、1994年(平成6年)にはユネスコの世界文化遺産に登録されています。

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中堂の屋根上には1対の鳳凰(想像上の鳥)像が据えられ、鳳は雄、凰は雌を指し、その容姿は前は麟、後は鹿、頸は蛇、背は亀、頷は燕、嘴は鶏だと伝えられています。
望遠レンズで拡大して見れば見るほど、手塚治虫氏の「火の鳥」に似てると思うのは私だけでしょうか。(ちなみに私は全巻保有しております)
本物(国宝)の鳳凰は隣接する「平等院ミュージアム鳳翔館」で収蔵展示され、目の前で見ることができますが、複製であっても本来あるべき場所(平等院鳳凰堂屋上)に設置された鳳凰像からの方が、風格と威厳を感じることができました。

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平等院の敷地を散策していると、木瓜(ぼけ)の花が目に留まりました。
この花はバラ科の落葉低木で実が瓜に似ており、木になる瓜で「木瓜(もけ)」とよばれたものが「ぼけ」に転訛(てんか)したとも、「木瓜(ぼっくわ)」から「ぼけ」に転訛したとも、いわれています。
草花が春の身支度を始めたばかりで、原色が少ないこの時期、陽を浴びて朱赤色に輝く花びらが、ひときわ目につきました。

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平等院からの帰り、自宅近くの田んぼの片隅に咲いている花を見つけ、その可憐な容姿に思わずマクロレンズで真上から撮影してみました。
純白のやわらかい絹を折りたたみ、その端を少しだけ紫色に染めたように見えるこの花は何だか、わかりますか?

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この角度から見ると、わかりますよね。そう、れんげ草の花です。
昔は水田の裏作に緑肥作物として、この季節には田んぼ一面が淡い紫色の花に染まり、春本番の風物詩と見る者を楽しませてくれましたが、最近では雑草化したものがまばらに咲いている程度になってしまい、日本の原風景をこよなく愛する一人としては、いささか寂しくもあります。

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畑の日当たりのよい畦道(あぜみち)にはこの時期、コバルトブルーの小さな花をつけるオオイヌノフグリが咲いています。
ヨーロッパが原産で、日本には明治初期に渡来した帰化植物ですが、今では日本の春を彩る草花の一つでもあります。
実はニコンより「3月度の壁紙」として紹介されていましたので、もちろんプロには適いませんが、チョッと真似をして撮影してみました。

春になると毎年、花の撮影が多くなります。
まだ少し蕾の固い桜も、来週あたりからチラホラ開花してくるのではと、今から楽しみにしています。

# by kimama-time | 2008-03-22 23:27 | Trackback | Comments(0)

懐かしいD51(デゴイチ)

最寄のJR駅近くに小さな広場があり、そこでは引退した蒸気機関車D51の雄姿を見ることができます。
私の出身は九州で、高校時代に通学で日豊本線という福岡県北九州市の小倉駅から大分駅、延岡駅、宮崎駅を経由して鹿児島駅までを結ぶ鉄道(当時の国鉄)を利用していました。
列車の一日運行本数は少なかったのですが、当時は毎朝、現役の蒸気機関車(C11だったかなあ)を普通に見ることができました。
私も汽車(蒸気機関車のこと)が好きで、授業が早く終わる土曜日には帰りの時間を列車の時刻表にわざわざ合わせ、通学列車として蒸気機関車を利用することもありました。
その時に嗅いだ匂いと、あらゆる音と、独特の振動を今でも懐かしく、私の記憶の中に刻まれています。
そして信じられないかもしれませんが、乗り降りするデッキには扉がなかったので、走り出した列車に飛び乗ったり、停車する前に飛び降りたり、今では考えられない体験もしました。(1960年代後半のことです)
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D51はデゴイチの愛称で呼ばれ、C11(貴婦人)とともに蒸気機関車の代名詞にもなっていますよね。
総生産両数(1936年から1945年までの間に1,115両)の記録は、現在でも他の車両(ディーゼル機関車や電気機関車などを含めた機関車の1形式の両数)を上回っているそうです。
その当時、現役最盛期には全国の幹線・亜幹線に普及し、至る所でその姿は見られたことでしょう。

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動輪直径は1400mmもあり、すぐそばで見るとその迫力に圧倒され、高い汽笛の音を鳴らし、黒い煙をいきよいよく吐き出しながら、颯爽と走る姿が思い出されます。
その雄姿は今でもイベント号として日本各地で原風景が残ってる線区を走り、アナログ時代の代表格であるかのように、多くの鉄道ファンや写真家を引きつけてやみません。

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最近は高速移動の手段として新幹線や飛行機を当然のように利用していますが、たまには時間を気にせず、気ままに過ぎゆく時間を楽しみたいものです。
今の時代では、一番贅沢な旅の過ごし方なのかもしれません。

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D51(デゴイチ)のすぐそばにも、春が訪れていました。

# by kimama-time | 2008-03-15 22:38 | Trackback | Comments(0)

今日の奈良公園

今日は久しぶりに朝早くから奈良公園へ出かけてみようと外気温を確認してみると、放射冷却現象なのか朝7時現在で気温0度と冷え込んでおり、自宅の二階からカーテン越しに外を覗いてみると、周辺にはうっすらと白い霜が降りているのがわかります。
8時前にJR奈良駅へ到着すると、駅前バスターミナルに市内循環バスが停車しているのが目に入り、これはタイミングがいいとばかりに乗り込み「大仏殿春日大社前」で下車して、まずは人の少ない時間帯の大仏殿に向かうことにしました。
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誰もいないと思いきや、既に何組かの家族連れが訪れておりましたが、晴天の中に映える大仏殿の情景から、その大きさをあらためて感じることができました。
この大仏殿が最初に完成したのは大仏完成後の758年(天平時代)でありますが、過去2回の戦火に見舞われ現存する大仏殿は1709年3月に再建されたものです。大きさは高さが46.1m、正面から見た横幅は57.0m、奥行きは50.5mほどもあり、日本でも最大級の木造建築とされていますが、創建当時の横幅86.1mには遠く及びません。

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梅林の「浅茅ケ原」から広々とした芝生の「飛火野」に行く途中で、大きな木を背にして朝の木漏れ日を気持ちよさそうに浴びる鹿を見かけました。

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奈良公園では満開に近い梅もちらほら見ることができましたが、全体からの印象は五部咲きといったところです。

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梅林ではメジロがあたりの気配を気にしつつ、時にはアクロバットさながらの格好で一時もじっとせず、ひたすら梅の蜜を求めて飛び回っています。

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しばらく歩くと鷺池に浮かぶ檜皮葺き(ひわだぶき)、八角堂形式(六角形)の浮見堂を梅花の背に見ることができます。
大正5年に建てられたこの浮見堂は平成6年に再建され、昔は「浮御堂」と書いていたのですが、神仏と関係がないことから改名して「浮見堂」となったそうです。

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ここ最近、8月には「なら燈花会」が催され、その期間には浮見堂もライトアップにより黄金の影を落とす幻想的な姿を見せてくれます。

朝早くは、あれほど冷え込んでいたにもかかわらず、10時を過ぎたころからは日差しも強くなり、着込み過ぎたのか歩いている間にうっすらと汗が出てきました。

自然の中に身を置くと、日一日と季節が変わっていくのを実感することができ、この感覚を味わうことができる日本の四季に感謝です。

# by kimama-time | 2008-03-09 14:27 | Trackback | Comments(0)

春の足音

私の住む奈良では今年で1257回目となる東大寺「二月堂 修二会 お水取り行法」(3月1日~14日)が終わらなければ春は始まりません。
特に3月12日の「お水取り本番」は11本のお松明が次々と上堂、二月堂の欄干に集まった群衆に火の粉を浴びせかけ、天をも焦がす勢いの大松明に歓声だけが夜空に響く最も華やかなシーンとなり、毎年TVや新聞で報道されるので、ご存知の方も多くいるのではないでしょうか。
私もこの勇壮な場面の写真を撮りたいのですが、如何せんカメラは指定された場所しか三脚が許されず、この日は報道陣でいっぱいになるので、私ども一般人の撮影はまず無理ということで残念ながら、今はあきらめるしかありません。

そこで今回は、我が家の周りで「春の足音」を感じるシーンを取り上げて、想うままに綴ってみます。
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3月の暦に入ると昼間は少しずつ暖かい日が増えてきますが、まだまだ朝晩は冷え込んでいます。
しかし、早朝散歩に出てみると、足元にはこの厳しさを必死で耐えて、春を待ちこがれている草花が目に映り「春はそこまで来ているな」と感じることができます。

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我が家では3月に入る少し前から毎年、妻がせっせと雛人形を飾りつけ、春を迎える準備をしております。
ちなみに二人娘の内、長女は既に結婚して2児の母親となり、次女はキャリアウーマンとして日夜仕事に勤しんでおります。

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白梅

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紅梅

我が家の隣は神社(昔は村の鎮守様?)になっており、毎年この時期になると、どこからともなく鶯(うぐいす)がやってきて、美しい音色を聞かせてくれます。
今年の初鳴きは2月15日だったと妻から聞き、これから5月中旬頃までは毎朝、鶯の鳴き声に耳を澄ませるという贅沢な日々を過ごせそうです。

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近くには、まだまだ田んぼやあぜ道が多くあり、早春の代表格である土筆(つくし)が毎年、顔を覗かせてくれます。
土筆はスギナの胞子茎で、茶褐色で節に袴(はかま)があり、茎頂に筆の穂状の胞子嚢穂がつく姿から「土から出てきた筆」という漢字を当てはめた先人の感性には脱帽しますね。
天気の良い日には、土筆を摘みに来る方も時々見かけますが、以前ほど食する人もいないのではないでしょうか。

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3月初旬から中旬にかけては菜の花が咲き始め、やわらかい陽に誘われて虫たちが集まり「春本番」となります。
春の光は幸せの象徴であるかのように、見るものすべてを優しく暖かく包み込んでしまいます。

この季節を迎えると、毎年なんとなくカメラを抱えて、そわそわしてくるのは私だけでしょうか・・・。

# by kimama-time | 2008-03-02 03:16 | Trackback | Comments(2)

雪の兼六園

ツアーの二日目に岡山市の後楽園と水戸市の偕楽園と並んで、日本三名園の一つに数えられる、皆さんがよくご存知の石川県金沢市にある兼六園を訪れました。
この日本庭園は広さ約3万坪、江戸時代を代表する池泉回遊式庭園としてその特徴をよく残しており、雪降るシーズンに行われる雪吊は冬の風物詩として多くの写真家の被写体となっております。
そういう私もご多聞にもれずに、その被写体を求めてやって来た一人です。
しかし、兼六園は広大な敷地のため、ツアーという限られた時間の中ということもあり、専門ガイドの方に効率よく案内されるという、ゆっくり気ままに撮影したい私にとっては厳しい状況となりましたが、ここはおとなしく団体行動に従うしかありません。
撮影した写真を自宅で整理をしてみると、やはりイマイチの構図ばかりですが、これも自分の今の実力であることもたしかなことです。(少し、言い訳の前振りのようになってしまいました)

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兼六園を代表する景観の一つでもあります霞ヶ池を渡る石橋を琴に見立てて徽軫をなぞらえた徽軫灯籠
たしかに灯籠や木の枝に雪が、やわらかくそっと積雪している姿は、それだけで絵になります。
ご覧の通り、池もうっすらと氷が張っていました。

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雪吊りはご存知の通り、雪の重みにより、枝が折れてしまうのを防ぐために、毎年雪降る前に行われています。
雪吊りの方法にはいくつかありますが、この写真にあります支柱を立てて上から吊る雪吊りは『りんご吊り』といわれるそうです。(ガイドさん曰く)
まだ他にも幹から枝を吊る幹吊り、竹3本,4本でやぐらを組み枝を吊る竹又吊り、枝を幹にしおり揚げしぼり巻くしぼりなどがあるそうです。

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私は、このような雰囲気の景色が好みです。
その場の空気や風や静けさが伝えられる写真をめざしていきたいと思っています。

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たしかに見事なまでの枝振りを、支えるために雪吊りという方法を考え出された先人に敬意をはらわずにはいられません。

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雪雲の中、時より青空が見え隠れし、雪の白さとのコントラストが見事でした。

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ツアーによる団体行動定番の集合写真撮影もあり、そこで聞いた話によると今日が今シーズン、一番の雪吊状態で絵になるといわれていました。
まあ、集合写真を一枚でも買い求めてほしいためのPRでもあったかもしれませんが・・・。
しかし、見事な雪景色であったことは間違いありません。
少しでも投稿の写真から感じていただければ、なりよりです。

# by kimama-time | 2008-02-23 08:54 | Trackback | Comments(4)