通天閣(新世界)界隈(1)
私は九州から関西に出てきて37年近くになりますが、なぜか大阪の通天閣へは一度も行ったことがありません。
通勤経路ではJR天王寺駅を利用しますので遠目からは、いつも見えているのですが。
今回はふと、コテコテの大阪を撮ってみたいと思い立ち、初めて通天閣(新世界)界隈を訪れることにしました。
戦後間もなく、この道沿いには飲み屋や射的の店が立ち並び、三味線や太鼓を鳴らして呼び込みをやっていたので、その三味線の擬音「ジャンジャン」が、この通り名の由来となっています。
そして林芙美子の小説「めし」で、初めて「ジャンジャン横丁」の表記が使われたそうです。
そこでは店の中も外も見つめている人の目は真剣で、辺りには緊張感が漂っています。
さすが、将棋で有名な阪田三吉が育ち、連続テレビ小説「ふたりっ子」の舞台となった街だと小さな感動を覚えました。
なんとなく、高度経済成長期の開発から取り残されたレトロさを感じるのは、私だけでしょうか。
ここまでコテコテのディスプレイをされると、あきれてお見事としか言いようがありません。
場所は通天閣の真下だったので、妻が並んでいる間に私は被写体を求めてウロウロと。
中に入って気がついたのですが、最近の観光ブームのせいか、店員も客も年齢層が若いですね。
皆さんも知っていると思いますが、串かつを食べるときのマナーは唯一つ、「ソースの二度漬け、お断り」です。
それから串かつの間に食べる生キャベツは、もちろん無料サービスです。
ブロク更新内容が、いつもより少し長くなってきましたので、ここで一旦休憩。
次回は初めて通天閣の展望台に昇りましたので、その時の様子を徒然に....
by kimama-time | 2008-06-01 23:13 | Trackback | Comments(0)