ヤマツツジ

今回は奈良県御所市にある金剛生駒紀泉国定公園のほぼ中央に位置する葛城高原に行って来ました。
葛城山頂(標高959.7m)に開けた、なだらかな大高原です。
ヤマツツジの名所で、この5月中旬の季節は「一目100万本」と称されるツツジを見に多くの観光客が訪れます。
当初は葛城登山口にあるロープウェイに乗り、約6分で葛城山上駅まで行き、帰りは歩いて下山するつもりでしたが、待ち時間2時間30分と聞きましたので妻と相談し、1時間30分かけて歩いて登ることにしました。
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自然つつじ園
葛城山(かつらぎさん)南西斜面にあり、私たちが今回利用できなかったロープウェイで登りきった葛城山上駅から徒歩約15分のところにあります。
訪れた5月17日は満開でヤマツツジが山を紅く染め、それはそれは見事な景観でした。
高原に心地よく吹く風を感じながら食したおにぎりは、ほんとうに美味かった。

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聞くところによると、昭和40年ごろからロープウェイを開通させるなど山頂の観光地化を推し進める過程で竹類がすべて枯れ、結果的に表出したヤマツツジの群生地となり、それをつつじ園として整備することで春はツツジ、夏は納涼、秋はススキ、冬は樹氷・霧氷と四季を通じて楽しめる観光地となってきたそうです。

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登りは歩いたので帰りはロープウェイでと葛城山上駅まで行ってみると長蛇の列、本来並ぶのが嫌いな私ですので妻の了解得て歩いて下山することにしました。
が、厳しい登山道のため登りよりも下りのほうが膝に負担がかかり、妻からは二度と葛城高原には来ないとまで言われてしまいました。ちなみに下山の所要時間は約1時間でした。
私は好きな写真撮影をしながらですので苦になりませんが、観光目的が中心の妻へは申し訳なかったと反省しております。
再び秋のススキ、冬の樹氷・霧氷など、他の季節に訪れるときは私一人となりました。

by kimama-time | 2008-05-18 08:41 | Trackback | Comments(0)